2021年8月14日(土)12:00~17:00

六島YOUTUBE LIVE       (5時間生配信)

天候上の理由により、当初計画していた24時間生配信は延期します。日程は検討中ですが秋の気候のいいときに出来ればと考えています。

そこで、今回は出来ることを!ということで、短縮バージョン5時間で「島小屋」からの生配信の練習も兼ねてお送りしたいと思います。

プログラム内容

現在、子供たちを中心に行っているYOUTUBER活動を主軸において、島内の中継を織り交ぜて5時間の生配信により六島こと、まちづくり協議会の取り組みを知っていただければと考えています。

また、盆でもありますので、コロナ禍で帰省を断念された方に代って、バーチャル墓参りなどのイベントや、オンライン移住相談等も実施します。

8月14日(土)笠岡市六島ゲストハウス「島小屋」より生配信!

12:00 オープニング

(六島の子どもYOUTUBERのオープニング映像作成の様子を生配信しながら、各種コーナーを設けて、六島の情報をお送りする予定です。)

現在の企画案

・バーチャル墓参り(コロナ禍で帰省を自粛してくれている方に代って墓参りを中継
・島の小屋の昼定食いただきます。

・佐容さんの島ケーキクッキング。

・亀の手を取って来てみそ汁を味わってみました。

15:00~15:30 六島オンライン移住相談(希望者は事前申し込みをお願いします。IDを送ります。)

オンライン相談については個別ではなく、申込者全員と六島のまち協のスタッフとのzoomを使った会議形式でそれぞれの質問や回答を共有できるように考えています。なお、この模様はYOUTUBE LIVEでの生配信は行いません。

(この時間にも思い付き企画が入ります。)

17:00 エンディング(終了予定)

主催:六島まちづく協議会

協力:吉川寿人(北木島企画)・福井敬司(Fプランニング)・藤井智晴(エリア・イノベーション)

   上 一枝(パソコン講師)・就実大学八巻ゼミ

 

この取り組みを通じて、一人でも多くの方に笠岡諸島の六島を知っていただきたいと思います。

人口約50人の島で、過疎高齢化も進んでいますが、今私たちがしなければいけないことを先送りせずに、経験を力にするために、島外の応援者と共に活動を進めています。

小学校は、2年生の幹助君1名ですが、どうにか島の生活環境・教育環境を情報発信する中で、移住を進めて小学生のいる家族の移住者を求めています。

 



これまでの事業をまとめました。(2020.11.25)

ダウンロード
島民全員ユーチューバー事業説明 (1).pdf
PDFファイル 4.0 MB

情報化社会において通信インフラの整備は不可欠です。

特に、地理的に海で隔絶された離島という条件の中で通信インフラを活用し情報発信する中で、その距離を限りなく短くする取り組みが求められています。

 令和2年はコロナにはじまり、今なを感染拡大が広がっており、市民生活について、従来どおりの生活ができない状況となっています。

 

 笠岡諸島最南端の島「六島」においては、新しい地域の担い手づくりが喫緊の課題で、来年度は小学生も1名となってしまう現状の中で、まちづくり協議会のテーマは「移住促進」。そのために島民自らが情報発信し、島の現状の良し悪しかかわらず、六島の魅力を知ってもらうことが、重要と考えています。

 

 そんな中で、インターネット環境は2021年3月末で通信事業者のサービス中止を受けて、笠岡諸島のネット環境は大きく後退すると言っても過言ではない。

 

 

 そこで、現状のネット環境の把握と今後の対応は笠岡諸島全島に関係する課題であるため、六島まちづくり協議会では、笠岡諸島全島を対象に勉強会を笠岡港「みなとこばなし」で開催します。

第1弾 笠岡諸島のネット環境を考える勉強会

・インスタグラム・youtubuの利用方法、ネット会議システムの研修などを行い、タイムリーナ情報発信・「オンライン」への対応などの研修会を実施する。

メイン講師:福井敬司先生・サブ講師:上一枝先生 

7月11日(土)9:00~12:00「笠岡諸島のネットワークと情報発信」

7月19日(日)9:00~12:00「youtube動画編集・インスタグラムの使い方」/ミナトの休日(マルシェ)

7月25日(土)9:00~12:00「meetでネット会議体験」 


第2弾 8月・9月(インターンシップ事業)

大学生インターンシップとして2名の学生が島で1ケ月生活する中で、よそのもの目で見た六島の生活を情報発信する。島民にsnsのレクチャーを行い島民自らが情報発信できるようになる。そして、六島のPV作成のためのコンテンツづくりを行う。(コロナ禍の影響で、オンラインでの対応となり予定変更)

インターン生が来れないという状況下で、笠岡市の地域担当職員3名がインターン生の代わりに週1回島に入り住民と共に事業を進めていく事に計画変更。

8月から9月のインターン生が滞在予定の1ケ月を強化月間として取材・情報発信を精力的に行う。

①8月22日(土)島民インタビュー・打ち合わせ・機器整備

②8月30日(日) 島民インタビュー・打ち合わせ・機器整備

③9月5日(土) 島民インタビュー・打ち合わせ・機器整備

④9月12日(土)六島全島民ユーチューバー化計画中間報告会

         六島インターン生OBOGオンライン同窓会(オンライン移住相談の練習)

         埼玉県跡見学園女子大学がサポーターとしての参加を希望

        笠岡諸島子どもユーチューバーズ倶楽部の設立に向け

 

第3弾 子どもユーチューバー倶楽部発足

10月3日(土)子どもユーチューバー倶楽部「イエロー・やろう!」発足・・・詳しくは

第4弾 六島プロモーションビデオ制作

8月から六島の島民インタビュー等を通じ、六島の情報をユーチューブで発信する準備を進めています。

システム担当は福井敬司(笠岡商店街)さん、ビデオ構成・制作担当は吉川寿人さん(北木島Iターン)にお願いし、年度末を目途に六島を紹介するプロモーションビデオの制作を行います。

予定

8月から 島民インタビューによる島の達人紹介・風景等を収集

10月3日 六島子どもユーチューバー倶楽部結成 

第5弾 臨機応変事業

9月30日 笠岡中央病院の取り組みとコラボしてオンライン交流を実施。・・・当日ズーム映像

     ブログで詳細を掲載しました・・・紹介ブログ

 

 

六島「島小屋情報燈台」計画

六島全島民ユーチューバー化計画はITを駆使できる人材育成事業としても位置付けています。

今事業のシステム関係のプロジェクトリーダー福井敬司氏のコーディネートで計画を推進しています。

今年度中に島小屋で常時オンライン会議ができる環境とノウハウの移転を行います。

悠久の時は流れない!いやそもそも流してはいけない!のでは?

情報化のビッグウェーブ!!に後乗りしよう!

 

六島「島小屋情報燈台」計画

〜 六島全島民YOUTUBER化計画 補完/序章 〜

目的

古くから六島の燈台は、航路を安全に保ち、旅人が無事目的地に着けるように見守もり続けている。私達も、この燈台のように情報発信を進める六島島民の皆さんの一助となることを願いこの計画を提言する。

六島の未来を託す子どもたちをメインターゲットに島民の皆さんも含めIT技術に興味を持ち、情報の発信者・それを助ける技術者になってもらうための航路を示すべく 六島「島小屋情報燈台」〜 お年玉やお小遣いで取得可能・維持可能な環境構築 〜 を模索する。また、利用者を募り、実際のイベントライブ配信等を実施し環境の有用性チェックをする。

 

地域生活環境改善の意識を持って情報発信を行う人・その技術サポートができる人材を育成することを最終目標とする。

きっかけ作りとしてハードウェア・ソフトウェアの環境を構築しテスト。島民自らの手で、島で実施されるイベントをライブ・オンライン会議を通して配信等ができるようになることを今季の短期達成目標とする。

環境と話題

小学生の将来なりたい職業No.1に youtuber が選ばれたそうだ。職業として成功率はとても低いと思われるが、いわゆる憧れの仕事なのだろう。

 よく、「昔はプロ野球選手に憧れている子供が多かったが、今はYoutuberがそれになったので、時代とともにそれも良いことなのだ」と言われる。

しかし、私が思うにそこには大きなギャップがある。

 本当にプロ野球選手に憧れて夢を果たしたい子どもたちは沢山いて、どこにでもリトルリーグや学校があり、日々本気で取り組んでいる。指導者も沢山いる。親御さんも応援してくれる。小学校にも町中にも多くの指導者がいて揉まれ育っていく。

 では、Youtuberはどうか、子どもたちに対して、我々の周りにはそんな指導者もほとんどいないし、組織もないように思う。自分で考え自分で実行して成功するしかない。だから多くの人は腰を据えてすべき事したい事に取り組まず、危険行為に命を張ったり、名誉をなくすような行動をしたりと安易に人気と視聴者を得る方向に向かってしまう。

 

こんな様子では、その中から地域の生活環境の向上や育成に気をかける人材が生まれる素地は殆ど無いように思える。情報発信で地域貢献をしてみたいとの意思はあってもそれを支えてくれる人材がいないのも大きな問題であろう。

我々が「情報発信に取り組みたい子供たちや島民の皆さんたち」のために島小屋に、(非力な身でおこがましい発言であるが)島民自身の手で自分たちの航路を照らす環境をと考えた訳である。

 

選択は慎重に 〜 絶対に高嶺の花であってはいけない!

島民による情報発信環境は、子どもたち(親たち)が自力で維持できる「草の根環境」であることが必須!!

壊れても、全く躊躇しなくても交換できる・自由にいじれる道具がないと興味はわかない。

スキルも蓄積できない。

 

1)情報発信のために使うハードウェアをお年玉・お小遣いで買える価格で構築する

2)情報発信を担い、その技法を伝えるために世界レベルで通用する(もちろん個人利用での話)、十分に勉強しがいのあるオープンソースソフトウェアを紹介し、「インターネットを使った自力での学習」方法を学習者(子供・大人ともに)が見いだせるように助力する。

 

設置場所は

六島 島小屋

 

ハードウェア

● 最低1年間は普通に使えるPC(中古)

● ネットで個人でも簡単に入手可能なWEBカメラ、マイク等実験機材と接続機器・ケーブル類他

● インターネット構築機材:ドコモ回線モバイルルーター

 

ソフトウェア

● オープンソース・ソフトウェア

shotcut(動画編集)

audacity(音声編集)

Gimp(画像編集)

Blender(動画編集・CGアニメーション)

OBS Studio(Live配信)

● 無料利用ネット会議ソフト

Zoom

Meet

● 発信ベース

Youtube

各種SNS 他

指導はどうするか?

● 映像の組み立て方は専門家に指導してもらう。カメラ撮影の目的、ストーリーの組み立て等を教えてもらう。

● 機材・ソフトはある程度の触り方を指導可能 具体的には簡単な情報配信程度

 

 それ以上の専門的な操作内容はネット環境を整え勉強の「仕方」を教える。(なにせ周りに高度な指導ができる人間はいない。最初のきっかけを勉強すると考えている。)