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NPOテダス田畑事務局長を迎えて「六島の教科書づくり」ワークショップ開催

8時50分の便で田畑先生を六島へご案内して、午前中は事務局とインターン生2名で六島をご案内しました。小学校では丁度始業ということで幹助君も元気に授業を受けていました。島小屋で昼食を済ませた後に、公民館へ移動し、13時からまちづくり協議会メンバーが集まり、教科書づくりのレクチャーを受けました。

座学では、教科書づくりのねらいや対象をはじめ、項目の選定など基本的ないろはについて学び、第2部では2班に分かれてワークショップを行い意見だしを行いました。初めに、男女や年齢に偏りのないように2班で「どんな人に来て欲しい?」とのテーマでそれぞれ付箋に意見を書いて貼りだし、まとめるという形式で行われました。その後、島の居住歴の長い人とそうでない人2班に分かれて、「どんな項目を掲載したいか?どんなことがわからなかった?」とのテーマで意見だしを行いました。

そして第3部は、インターン生が行ってる教科書づくりの経過報告を行うという内容でした。

ワークショップの様子と出された意見です。

日ごろのまちづくり協議会の定例会では、ほとんど意見が出ないのですが、ワークショップで各々が書くという作業で多くの意見が出されました。

どんな人に来て欲しいというテーマには、「人柄」がいい人という意見が多く出されていました。

どんな項目を掲載して欲しいか。掲載したいか?というテーマには、磯での遊び方、魚の捌き方教えるよ!とか、新鮮なものでは、たまたま参加した協力隊のインターンの学生からATMどこにあるの?郵便局あるの?お金どこでおろすの?と言った素朴な質問が出され、六島のインターン生2人も最初はそんな疑問を持っていたが、2週間も島暮らしをしていたらいい意味で感化されていたようで、そういった外からの目線の大切さを改めて感じました。

それと、こんな感じで意見だしをすることにより、皆同じことを考えているんだなとか、こうやって皆で考えたことを実行することに移住に対する島側の一体感を醸成し、このような動きこそが移住者を受け入れる要因につながると思った。