六島灯台100年ポスター

 六島灯台100周年をPRするポスターの制作には、写真家の吉川寿人さんに制作依頼をし、この度ポスター原稿が出来上がり、9月4日の六島2022夏インターン報告会で公開されました。今後、印刷を行いポスターとして市内外に掲示する予定にしています。

 このポスターの制作にあたり制作依頼をさせていただいた吉川さんは、兵庫県たつの市と笠岡市北木島の2地域居住をされている映像作家で、2年前から六島子どもYOUTUBER事業の指導をしていただいています。

 制作経過として、6月に下見を行い、撮影場所の選定、島の方々との交流の中でポスター上での各々の役柄をイメージし、構想を練っておおまかなイメージを作っていただき、提案いただきました。

 今回のコンセプトは、単なる灯台100周年のPRだけではなく、今進めている移住対策・地域おこし協力隊の募集等に関連させ、何か島でやりたいと思ってる若者をターゲットとするときに、六島の島民が皆で面白いことをしている画像を見て、自分のやりたいことがこの島だったら出来そうだと感じてもらえると思います。



トランぺッターけい子さん

六島生まれの旦那さんの修さんは元トランぺッター。旦那さんとは新潟のジャズ喫茶で知り合い結婚。(けい子さんは新潟の人)20年前にお爺さんの家のある六島へ移住。修さんは5年前に亡くなった。けい子さんは、今は島で一人暮らし、公民館の雑務をこなしながら、終の住みかとして島を離れる気はない。家の庭からの海の風景が素敵だ。この島の風景は自分の中にある雑念を振り払ってくれる。修さんのトランペットを持ち出して、旦那さんも六島の一員として・・・ポスターに参画。

テーブルを囲む2人の美女は後ほど詳しく。


まち協の会長千歳さん

いつもこんな大きな鯛を旦那さんと一緒に漁に行って獲っているんですが、今回は不漁で・・。昼間は小学校の給食調理員として小学校で働く。

悠ちゃん

千歳さんの4人兄弟の末っ子。神外中2年。小学校時代は授業で正治さん指導で猫ブイを作ったことも。

正治さん

猫ブイの考案者、制作者。リタイヤしてUターンして島へ帰って来られた。学校の登校のサポーターとして毎日幹助君の登校に付き添う。水仙の小径の環境整備等を率先してされている。


あけみさん

湛江の忠信さん、勝太郎さんに六島ビールをすすめられるの図。大学の先生をされており、コロナ禍でお母さんの介護もあり、六島に居ながらにしてリモート授業を行っている。膝の上にはラップトップパソコンが。

忠信さん

初代まち協会長、前六島天理教会長。夏は特にエネルギー源はビール。天教の会長職を息子さんに引き継いで暇を持た余すことなくごそごそと日夜動いているアイデアマン。

勝太郎さん

忠信さんと同級生。日ごろは無口だが歌わせたらマイクを離さない。


佐容さん

六島まちづくり協議会の要、事務局長としてマルチに仕事をこなす。6人のお母さん。

奈良の山奥で六島より不便な所からお嫁に来たので六島の環境に不便を感じたことがない。

幹助くん

六島小学校3年生、唯一の六島小学校児童

将来の夢は自衛隊で人のために働くこと。日ごろから歩伏全身の練習もしているとか。このままいくと体重制限にひっかかりそうなちょっとふくよかな幹介君でした。


ドラム缶会議(前浦)

勝広さん

六島の自治会長・お寺の総代長。島の「祝い唄」の名人。草刈作業を日課として草も伸びる暇がない。

政彦さん

いつもニコニコ。島暮らしを謳歌するおじさん。

敏っさん

新入りUターン者として現在修行中。何事にもいやなかおせずに取り組む若手。

みつしさん

消防・郵便の仕事をしながら、草刈をする。磯名人としても知られる。みつしさんの作るお好み焼きは絶品と言われている。是非、食べたいものだ!


みえこさん

公民館の主事さん。カムカムエブリバデイを意識してのポージング。実はみえこさんのお父さんは六島灯台の灯台守だったそうだ。

太羅くん

えええ?女の子じゃないの?

神島外中学校の2年生。悠花さんと一緒にスクールボートで陸地部の中学校へ通う。

これは、吉川さんの直感で当日撮影の3時間前に決まったキャスティング。

島おこしにかける想いを見せつけられた。ここまで中学生がやってくれる!