島の子育て世帯Cさん
学校給食の調理員をする傍ら、家業の漁師を手伝っています。
島での子育てですが、蛸漁の時子供を船のいけすで泳がせながら漁をしたこともありました。
地域では、公民館などのお手伝いをさせてもらっています。
買い物などは出掛けたときにまとめて買って冷凍したりしているのであまり困ったという感覚は感じたことがありません。
六島には小学校と就学前の保育園「あゆみ園」があります。
令和4年4月現在
小学校 3年1名(男)
中学校へは毎日スクールポートの送迎で陸地部の神外中学校まで通っています。
中学生 2年2名(男・女)
高校生は通いは無理なのでそれぞれの進路に合わせて島を旅立ちます。高校生3名(天理2名・井原1名)
六島の観光シーズンは「冬」
水仙の島づくりを始めて20年。前浦の高台から灯台への道、灯台の周りの見事な水仙の群生が訪れる人の目を楽しませてくれます。
そして、灯台は一年中楽しめます。
岡山県で一番最初に灯った灯台。もとの灯台は大正11年に開設され、昭和59年に現在の灯台に建て替えられ無人化されました。それまでは灯台守の方が住んでいました。灯台から登山道があり大石山へ登ることができます。
島の周囲には88か所の遍路道も整備されています。
六島の生活は陸地部とほとんど変わりはありません。電気も水道も海底管を通って島まで供給されています。
ごみの収集も週2回陸地部からごみ収集車が市のフェリーに乗ってやってきます。
病院は月2回ですが、笠岡市民病院から先生が来られて、待合所の建物の奥が診療所となっています。
スパー・コンビニはありません。まちづくり協議会で生協の配送サービスを週1回月曜日に行っています。湛江・前浦の港に配送されて、利用者が港に集合して分配作業を行っています。
生協の集配の様子。湛江と前浦に毎週月曜日、三洋汽船笠岡13時20分発の便に荷物を載せて六島へ配送
それぞれの港で降ろされて分配作業が行われます。